先日 参加した ツーリング トライアル 大会
我らが メンバーの中でも この TRRSが 三台もありました
何がすごいのかというと セル付きです
トライアル車で 異例のセル付きです
レース用のバイクにセル付きなんて考えられません
ということで セル付きのバイクなんてとレース中 バカにしていた私ですが
圧縮比の高い私のシェルコST25をその日1日だけでも100回以上 キックしました
セクション 言うなれば コースですが
そのコース間を移動する際にに キックでエンジンをかけます
また 転倒や エンストなどで足場の悪いところでエンジンをかけなければなりません
レース中 も なのですが 翌日以降右膝が痛くて痛くて仕方がありません
なんせ エンジンをかける時には右足1本で 70kg 以上の全体重をかけて全力でキックしないと キックペダルが落ちません
日常生活で膝が痛い なんていうことは全くないので
ツーリング トライアル大会から帰ってきてから
とても辛い日々を数日間おくりました
私のシェルコは
前オーナーがトライアルが上手な人で圧縮比をさらに上げてバリバリ乗っていたとの話です
ツーリング トライアルや獣道 ツーリングには
とってもきついので なんとか 圧縮比を下げられないかと ヘッドを開けてみました
圧縮比を少しでも 下げる苦肉の策で プラグの座面にワッシャーを2枚組ませてあげぞこしてあります
ほんのわずかですが 圧縮が落ちます
やはり レースの 終盤 疲れてくると膝が痛いの何の！
裕福なおっさんライダーたちはなるほど
セル付き を選択するわけです
貧乏なおっさんライダーである私には手が出ません
新車で130万円ぐらいです
通常 ヘッドガスケットを 厚みのあるものにして圧縮比を下げるのですが
私のシェルコの場合 ヘッドガスケットはゴムのOリングのみなのです
しかもツーリング トライアルレースで 移動区間中に
エンジンを回しすぎたのか Oリングが半ば 溶けていました
Oリング自体を太くして圧縮比を下げる何ていうことはできないのでヘッドガスケットは無理です
お金をかければ圧縮の低い ヘッドガスケットを新たに購入するという手もありますが最後の手段として取っておきます
小さな丸い O リングはシリンダーヘッドのボルトのシールです 最近のシェルコにはついていません
ガスケットを追加するならば シリンダーのベースガスケットに追加するしかありません
このガスケットは 0.5mmの厚さです
排気側のピストンの状態です ピストンリングの固着などもなく 良好です
シリンダー も良好 きれいな状態です
ずっと モチュール800を使っていたのが良かったのかな
でもこの2サイクルオイル 大幅な値上がりで1 L 5000円します
最高級オイルですね
早速シリンダーヘッドの O リングとベースガスケットを探すことにします
なんとか 圧縮を下げて少しでも乗りやすく膝に優しいトライアル バイクにしたいものです
若い頃は2ストも4ストもこぞって 圧縮を上げて乗っていたものですが
年とともに圧縮を下げなければなりません
我がシェルコよ 崖を垂直に登る能力は切り捨てて
体に優しいバイクになっておくれ
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